No.1『日常』

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No.1『日常』

「日常とは常に変わるモノではないと誰かが言ったモノだ」 老人が言った。 私には『カンケイ』ない 他人に流され続ける私には それはどこか頭が悪くて それはどこか『コッケイ』で それはどこかヒーローのようであった。 「だから何なんだろうね」 私は笑って老人に答えた。 彼とは昔からの仲だ。 昔は世界を救った英ユウだったが今はただの老人だ。 そして私は彼とは違う人種だ。 そう思いながら私は『大空』を今日も見上げていた。 『老人の夢より』
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