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1月2日 (月)
昨夜、もう店仕舞いをしようかと思ったら、背の高いお客さん。
照明の加減で顔がよく解らない。
あら~ようこちゃん?!
お久し振り。
おばちゃん、直ぐに解ってくれるかと思った。
少し話して、今何処にいるん?
三重県やで。
そから奇遇の連発。
親しくさせて頂いている【モコママ】さんと繋がったのです。
兵庫のド田舎と三重の小田舎が偶然繋がった、二人で盛り上がり、ようこちやんは帰って行きました。
朝は、皆ゆっくり起きて来る。
きっとお雑煮を食べると言うだろうから、お味噌汁をこしらえる。
うちの家は普通のお味噌、私の記憶では、母のお正月用はやたら具が多かった。
お揚げに竹輪、椎茸、蒲鉾に人参、大根に沢山のおネギ。
お豆腐も入って、具の間にお汁と丸餅。
私は蒲鉾や竹輪が入っているのが好きになれなくて……
お袋の味と言えば好きじゃ無い物だらけ。
弟子の姪は、本日彼氏の実家に挨拶に行く。
昭和を長く生きてきた両親の娘なので、ひとつひとつ段階を踏んで前に進む気らしい。
母、義姉、姪、孫ちゃんは10時に開店する温泉に行くと張りきって行きました。
まだらを発揮する母をなだめすかしての出発は予定より1時間遅れ。
弟子の姪とふたり残り、彼氏が迎えに来るまで沢山話をした。
この子の叔母で有りながら友だちのような仲間のような関係で、色んな話もしてくれる。
お昼少し前に迎えに来た、みんな出払ったから私が代表で見送りに出た。
車から降りて来て第一声。
おばちゃん久し振りやなぁ。
ブハァ、嬉しいような可笑しいような、まさかアンタがうちの姪の彼氏やとはな。
姪のことを頼んだで。
助手席で手を振りながら、ほんのり頬を高揚させて行きました。
どうか幸せに、くじけずつまずかず前進するんやで、おばちゃんからのお願いな。
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