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ひと息つく為にキッチンへ。
テープの上で着信ランプが光ってます。
姪と山男から。
姪は明日早めに行くから、近かったら直ぐにも行くと言ってくれた。
十分嬉しいよ、私が息切れしているのを気づかってくれた。
山男にも折り返す、ハアハア。
なんやひとりエッチしてたんけ?
えらい興奮しとおなぁ、ムフフ。
うん、エッチらオッチラお母ちゃんを運んどる途中やで。
お母ちゃんがどうかしたんか?
ちょっとだけかいつまんで話して、兎に角、寝かせてくるわ、今日はこれにて失礼するな。
頑張りと言われ、電話を切る。
ベッドに引きあげて、暖かくして寝させたら、ドッと疲れが押し寄せて来た。
ほんのちょっと誰かに褒めて欲しい。
時間を見れば、山男は帰り道の途中か?
電話を掛けてみる。
もう、帰り着いたん?
まだやで。
て、相変わらずハァハァゼイゼイ。
まだ続きしとったんか?
うん、さっき終わったとこ、ハァハァ。
ハァハァって、ムラッと来るなぁ、ムフフ。
それから10分余り喋って、よう頑張ったって言って貰たから、ちょっと救われた。
今日のお昼過ぎに、妹と電話していたらスマホが鳴る。
山男が、調子はどうやと聞いてくれた。
昨晩の私があまりにも息切れしてたから心配してくれたみたい、なんや、優しいやない(苦笑)
母にはバナナジュースと、姪が持ってきたサツマイモを食べさせる。
夜までおとなしく寝てくれれば良いけど。
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