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入り口の門は、もはやそこに門があったのか面影すらない瓦礫の山と化し
瓦礫の山を越えて見えるはずのほとんどの家屋は全壊、半壊
さらには火が燃え盛っていた
村人は逃げ惑い、魔族はそれを笑いながら追いかけ回していた
「トナ!家に向かってくれ!俺は母さんを探してくる!」
「わかった、気をつけて!兄さん!」
そう言って僕達は別れて再び走り出した
僕は家まで走りながら魔族を魔法で牽制しつつ
水系の魔法で消火しながら向かった
「くそ、どんだけ魔族がいるんだ!?次から次へと湧いてくる!」
そして自分の家だった場所に到着した
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