9人が本棚に入れています
本棚に追加
TOPIC-Ⅱ
人の世を存続させる為に存在する厄災、その座を持つモノ。
〈人理災厄獣(プロトビースト)〉。
その1つ。
「非業」の厄災。
死者の最期の想いを叶える事で踏み躙る、と言う「死者の冒涜」を体現するモノ。
その存在ゆえに「誰かの為に」行動すると「結果としてその人を貶める」事になる。
ーー人を好いて、人を尊び、人のために在ろうとした末路が厄災の咎。
そして少女は心を閉ざした。
己が存在は悪である、と。
ーー彼女に待つ未来は2つ。
最初のコメントを投稿しよう!