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「え、あ、なんでもないです・・・」 「そうか・・・(顔!顔真っ赤!!なにがあった!?僕まだ死にたくない!!)」 「何かあったらいつでも僕に言いに来ていいからね(宗司にこまめに報告しないといけないしな・・・)」 「ありがとうございます」 「では、職員室に行っておいで。ここを出てすぐのエレベーターを1階まで降りたらあるから(その顔止めて!!襲われちゃう!流石女優の子供、美人!ああ、襲われないか心配!オネエだけで凌げるの?!何かあったら僕の身にまで危険が・・・)」 「はい。失礼しました」   「(あとで、宗司にオネエ言葉のこと報告しないとな・・・僕は一言も宗司に報告しないとは言ってないし・・・ま、自分の身が一番大事!)」 理事長さんいい人だったなー、父さんの友達だからもっと非情で危険な人かと思ってた 「えーと、エレベーターを1階まで・・・エレベーターが普通にある学校って・・・金銭感覚狂いそうだ・・・」 理事長室は5階、もう、なんか普通ってなんだろう・・・ 「職員室はっと、ここだよな?」 何でドアがこんなにキレイなんだよ・・・普通のスライドするドアでいいだろ・・・ 「失礼しまぁーす!転校生の水沢でーす」 オネエ言葉は忘れないように心掛けないとな・・・ 「あぁー?おっせぇんだよ、もうすぐHR始まんじゃねーか」 俺のせいか?俺が悪いのか? 「あらぁー、ごめんなさい。あなたが私の担任?」
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