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ブロロロロォォォ 「ついに来てしまった・・・」 ここ本当に学校だよな・・・?こんな山奥に学校を作るなんてアホだろ、遠すぎんだろ 「門デカすぎだろ・・・どこから入る・・・?」 待つしかねえよな・・・迎え早く来い!! ~5分経過~ 「・・・」 ~10分経過~ 「・・・」イライラ ~15分経過~ 「うがあああ!!!早く来いよ!!!」 「!?えーと、すみません、水沢夏目さんですか?」 ひょえ!?いつの間に!?聞かれてないよな? オネエモードON  「あらぁ、そうよ、私が夏目でーす」 やったぁあぁ!!やってしまった!!これで後戻りできないぞ・・・! 「・・・紅蝶学園の生徒会副会長を務めている黒谷紫苑(クロタニシオン)です。迎えが遅くなってしまい申し訳ありません」 スルーされた!恥ずかしい!!てか、聞かれてた!!気まずい!! 「あ、あの、違うの。お、私が来るの早すぎただけであなたは何も気にしないでいいのよ」 オネエって敬語使っていいの!?分かんねえ!!目上の人にこんなしゃべり方でいいのか!? 「そうですか?では水沢さん、理事長室に行きましょうか」 「え、ええ。あとあなた、作った笑顔も綺麗だけど顔の作りがいいんだから自然に笑ったほうがきっと素敵よ」 「!?!?」
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