第一章~悪魔

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昼休み親友の結がいつものテンションで私に話し掛けてきた。 結「愛奈-!どうしたの?元気ないよー?なんかあった?」 「ううん、何も無いよ?ただ、ちょっと考え事してただけ」 そんなに顔に出ていたのだろうか、結は親身になって私の話を聞いてくれるが、親友だからこそ心配を掛けたくないし、変な気を遣っても欲しくない。 結「そうだ!昨日の番組に神谷隆之介出てたよ!」 「え?そうなの?私昨日早く寝ちゃってたから観れなかったよ」 結「そっかぁ、あ!録画してあるけど今日うち家寄って観てかない?」 「ごめん、今日は用事があるの」 観たい気持ちはあるけど、今日は気が晴れない。こんな状態で言っても場を悪くしちゃうもんね。 結「あら、ざんねん。じゃあ、今度うち家おいでよ!いつでも歓迎するw」 「うん!今度行かせてもうね」 ホームルームが終わり私達は下校した 蓮斗「なぁ、今日俺家で飯食っていけば?」 「ううん、今日は自分で作るよ!」 蓮斗「そか、なんかあったらいつでも連絡しろよ」 「そんなに心配しなくても大丈夫だよ!」 蓮斗「おう!」 「んじゃ、私こっちだからじゃあね!」 はぁ..クヨクヨしてても仕方ないよね。前に進まないとな。 そういえば、帰り道こっちだよね?...いつもと違う気が... ?「ならば、運命を変えるかと昨日から聞いているではないか」
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