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昼休み親友の結がいつものテンションで私に話し掛けてきた。
結「愛奈-!どうしたの?元気ないよー?なんかあった?」
「ううん、何も無いよ?ただ、ちょっと考え事してただけ」
そんなに顔に出ていたのだろうか、結は親身になって私の話を聞いてくれるが、親友だからこそ心配を掛けたくないし、変な気を遣っても欲しくない。
結「そうだ!昨日の番組に神谷隆之介出てたよ!」
「え?そうなの?私昨日早く寝ちゃってたから観れなかったよ」
結「そっかぁ、あ!録画してあるけど今日うち家寄って観てかない?」
「ごめん、今日は用事があるの」
観たい気持ちはあるけど、今日は気が晴れない。こんな状態で言っても場を悪くしちゃうもんね。
結「あら、ざんねん。じゃあ、今度うち家おいでよ!いつでも歓迎するw」
「うん!今度行かせてもうね」
ホームルームが終わり私達は下校した
蓮斗「なぁ、今日俺家で飯食っていけば?」
「ううん、今日は自分で作るよ!」
蓮斗「そか、なんかあったらいつでも連絡しろよ」
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ!」
蓮斗「おう!」
「んじゃ、私こっちだからじゃあね!」
はぁ..クヨクヨしてても仕方ないよね。前に進まないとな。
そういえば、帰り道こっちだよね?...いつもと違う気が...
?「ならば、運命を変えるかと昨日から聞いているではないか」
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