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零「ばーか。逃げられるかよ」
「嫌!!話して!!いや!私はこんなところでまだ死にたくないの!私はまだやらなきゃならないことがあるの!」
そういうと、零さんが声を荒げて言ってきた。
零「バカ!あれ程にも一人で行動するなと言ったのに..お前何回言えば気が済むんだ!」
「何で貴方に怒られないといけないんですか.. どうせ殺す相手ならどうなっても良いじゃないですか!死んじゃうならほっとけば良かったじゃないですか!!意味が分かりません....!」
少し間が空いてから零さんはため息交じりで喋った。
零「どうでもいいわけないだろ..」
え...?
零「何を勘違いしている?殺すわけ無いだろ。俺はおまえと取引をしに来ただけだ」
「取引?取引って何よ?」
零「運命に選択肢があるのなら、変えたいって言ってたよな?」
「何で零さんがそんなこと知ってるんですか?言ってたというより思ってただけです..」
零「本当に運命を変えることが出来るんならお前はどうする?それと、俺のことは零で良い。」
「はい..」
なんでそんな話をするの?運命を変えることが出来るって言いたいの..?
「もしも運命を変えることができるなら...私は運命を変えたい!」
そういった瞬間、零さんが不気味な笑みを浮かべた。
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