聞いた話

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「今日の放課後の二者面談は… 凛さんだけね、凛さんは4時に面談室まで来てね」 「はーい」 私(東海 凛)はど田舎のどこにでもいる平凡な中3。 強いて言うなら、5月なのに進路が決まってない中3。 「りん!また明日ー!」 「うん!ばいばーい」 普通に友達もいるし(人数が少ないからほぼ腐れ縁)普通に健康状態もいい。 ただ進路だけが問題。 「ごめんねー!資料探してて遅くなっちゃった」 「いいよいいよ先生。ゆっくりで。」 担任の七瀬 月先生。 去年大学出たばっかりのまだ若い先生。 年齢が近いからなのか彼女の性格なのかわからないが、なんでも話せる。
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