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私の初めての恋と新婚生活は始まったばかり。
これからずっと、裕也さんの眼差しにドキドキさせられて、その甘い言葉に天にも昇る心地がすることだろう。
恋を知らなかった私も、この世にただ一人と思える愛しい伴侶に恵まれて羽ばたくのだ。
「そうだ。来週のバレンタインデーにチョコをプレゼントしたいのですが、裕也さんはどんなチョコがお好きですか?」
「僕はチョコのように甘く蕩けた飛鳥さんを食べたいです」
ボンと火を噴いたように赤くなった私。
ううっ……飛び立つ前に丸焦げになりそう……
END
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