悲鳴

6/25
前へ
/25ページ
次へ
∴∵∴∵∴ 「あっ、柴崎さんと西川君だー やっぱりあの二人ってお似合いだよね~」 「まぁ、二人ともあんまりいい噂 聞かないけどねー」 「えっ、そうなの?」 「そうだよ、知らないの? 二人とも遊びまくってるっていうか、 チャラいよね?」 「へぇーそうなんだぁー」 興味本意に噂をする友達二人の会話を 私は、ただ聞いていた。 結局は、どうなのか、なんて私には全く わからないし… 噂があるってことは、 やっぱりそうなんじゃないか って思うくらいで それに、 二人ともその噂がぴったりはまるほど 目立っていた。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加