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「まったく…あいかわらずすなおとはいえないこですね!」
「あー…小狐の旦那のことか?」
「それいがいになにがあるんですか!
こいしたっているにもかかわらず、あんなたいどばかり!!」
「旦那も恥ずかしいんじゃねぇか?」
「あのこにしゅうちなどありませんよ!
ただ、じぶんというものがきずつけてしまわないかしんぱいなだけですよ
にょにんというそんざいがいかにうつくしく、したたかで、やさしく、きよらかなものか…あのこは分かっていないんです」
「確かになぁ
今まで会ってきた奴らがおかしかっただけなんだがな」
「あのこは、へんなところでじゅんすいですからね
そういうふうにすりこまれてしまったんだとおもいますよ?
しやがせまいんです」
「こればっかりはな
旦那が頑張るしかねぇか」
「きっと、かのじょがささえとなってくれます
あのこのりかいしゃとなってくれるはずです
ぼくは、そうおもいますよ!
だって、かのじょもこぎつねもおたがいをこいしたっていますからね!」
「ははっ、さすが
俺っちもいち兄の尻でも叩きに行くとするか!」
「おたがいたいへんですねぇ」
「まぁ、兄弟だからな
これくらいはしてやるさ(笑)」
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