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翔は一旦 連結を解除すると今度は、横に連結させる。
そして、グリップ部分を動かし連結させたコネクションガンブレードを、剣のように持つ。
すると、刃の部分が展開し、その姿はさながら
大剣モードと言わんばかりの巨大剣へ変形した
翔「これで、止めだぁぁ!!」
翔は急接近し、大剣モードの一撃で化物を仕留める
千歳「…やっ…たの?」
千歳が翔に聞く
翔「…とりあえずな」
その言葉を聞いた千歳は、反射的に翔に抱き着いた
翔「おい、やめろって恥ずかしいだろ」
千歳「…ありがとう」
~
後日から、中等部のトイレで噂されていた赤い紙と青い紙の一件はなくなり、次第にその話も消えていった
そんなある日
千歳「うわ、なにこれ」
千歳が描いていた絵に、血でこう書かれていた
「次は必ず捕まえる」
千歳の友達も、それにはドン引きだった
「千歳、ストーカーでもされてる?」
だが、千歳はそれが、あの化物の仕業に違いないと確信していた
千歳「大丈夫だよ。こんなの、怖くないよ」
千歳はもう安心というように笑顔になった
千歳「だって、私には」
翔「おーい、千歳ー」
美術室の外から翔が呼ぶ声が聞こえる
千歳「頼りになる“破砕者(ブレイカーズ)”がついてるもん!」
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