第5話「複雑な感情」

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魂「これから、どうする?」 恵里「魂ちゃんの行きたいところに着いていくわ!好きなところでいいよ」 魂「よし!じゃあ、あそこ行こう!!」 魂は恵里の手を引っ張り、何処かへ連れて行く 駆「クソ ウラヤマシイ」 つぐみ「追うわよ!」 つぐみは、魂に嫉妬する駆の襟元を掴み、2人を尾行する ~ 魂「そこ、あぁぁぁあ!!」 魂はUFOキャッチャーで何かを取ろうと必死に頑張る。 魂「アザラシぃい!」 魂はUFOキャッチャーの台のガラスをバン!と押し付ける 景品は、アザラシの可愛らしいぬいぐるみで、多分 恵里にプレゼントしたかったのだろう 恵里「いいよいいよ。たしかにほしいとは言ったけど、気持ちだけで嬉しいよ」 恵里は、いつもの優しい声で魂を慰める 恵里「というか、ほんと魂ってこういうの好きだよね」 魂「まぁ、ゲームはよくするしさ」 魂はよく、トレーディングカードゲームを始め、様々なゲームが好きで、割と暇な時はゲームセンターに来ることも多い 魂「あ、そうだ。恵里さんお腹空いてない?」 恵里「そうね。あ、近くにいい店あったはずなんだけど。どう?」 魂「行く!!」 と、2人は、何処かの飲食店へと向かい、入っていった つぐみ「チッ、中に入ったわね」 駆「…まさか、店内まで追うなんて…」 つぐみ「行くわよ」 つぐみは、駆を強制的に引っ張り、自分達も入ろうとする 駆「おいおい、嘘だろ!?俺 金ないって!いや、マジでぇ!」 周りの人は そんな駆を、哀れな人間とでも言うように見ていた 駆「お、オレの…俺の金がぁ…」 泣きじゃくる駆にお構いなく、つぐみは飲食店へ足を踏み入れた
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