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~
そして魂と恵里は、食事をしながら雑談をしていた
恵里「悪霊ねぇ。本当にいるの?」
魂「そうなんだって!そして、俺が その悪霊を狩るブレイカーズってわけ!」
恵里「あー、最近 噂だよね!魂ちゃんが そのブレイカーズ?魂ちゃんメンタル強くないから、精神攻撃とか受けたらすぐに負けそう(笑)」
魂「なっ、それは…うん。対策考えるから!」
恵里「でも、もしそれが本当なら、常に 気を付けないとなー」
恵里は、半信半疑でその話を聞いていた。
翔のように、サイトの記事などで、ブレイカーズの情報を見た者もまた、少なくはないのだ
そんな時だ
~♪
着信音が鳴る
恵里「あ、ちょっとごめん!」
どうやら、それは恵里の携帯のようで、連絡をするため、一旦 席を離れる
~
魂が 恵里の帰りを待つこと2分ぐらい経った時
恵里「ごめんね。」
電話を終えた恵里が戻ってくる
魂は嬉しそうにしたのだが
恵里「ごめん、バイトのシフト。代わってほしいって言われてさ…」
その瞬間、魂の目が白目になる
恵里「また今度でいいかな?…」
魂「も、もちろん!」
恵里「はい、これ私の分の代金ね。余ったら 魂ちゃんが使ってね!」
恵里は、自分の分の代金を、少し多めに魂に渡す。
そういうところからも、彼女が人気な理由が見てとれる
魂「あ、あの次…いつ会えますか? 」
恵里「明日もまたバイトがあるんだけど。その帰りとかならいけるよ(笑)」
魂「ほんと!?」
恵里「うん。だから駅で待っててほしいな」
魂「了解!」
恵里「じゃあね!また明日」
と、手を振り、恵里は店を急ぎ足で出ていった。
魂も、すぐに食事を終わらせると、代金を払って 出ていく
駆「おい、あいつら帰ったぞ」
つぐみ「仕方ない。尾行は終わりね」
割と高めのハンバーグを食べながら、つぐみは残念そうな顔を浮かべる
尚、駆は無料の水道水をゴクゴク飲んでいる
駆「…やっぱこれじゃ、満たされないな…」
~
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