第5話「複雑な感情」

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~ そして魂と恵里は、食事をしながら雑談をしていた 恵里「悪霊ねぇ。本当にいるの?」 魂「そうなんだって!そして、俺が その悪霊を狩るブレイカーズってわけ!」 恵里「あー、最近 噂だよね!魂ちゃんが そのブレイカーズ?魂ちゃんメンタル強くないから、精神攻撃とか受けたらすぐに負けそう(笑)」 魂「なっ、それは…うん。対策考えるから!」 恵里「でも、もしそれが本当なら、常に 気を付けないとなー」 恵里は、半信半疑でその話を聞いていた。 翔のように、サイトの記事などで、ブレイカーズの情報を見た者もまた、少なくはないのだ そんな時だ ~♪ 着信音が鳴る 恵里「あ、ちょっとごめん!」 どうやら、それは恵里の携帯のようで、連絡をするため、一旦 席を離れる ~ 魂が 恵里の帰りを待つこと2分ぐらい経った時 恵里「ごめんね。」 電話を終えた恵里が戻ってくる 魂は嬉しそうにしたのだが 恵里「ごめん、バイトのシフト。代わってほしいって言われてさ…」 その瞬間、魂の目が白目になる 恵里「また今度でいいかな?…」 魂「も、もちろん!」 恵里「はい、これ私の分の代金ね。余ったら 魂ちゃんが使ってね!」 恵里は、自分の分の代金を、少し多めに魂に渡す。 そういうところからも、彼女が人気な理由が見てとれる 魂「あ、あの次…いつ会えますか? 」 恵里「明日もまたバイトがあるんだけど。その帰りとかならいけるよ(笑)」 魂「ほんと!?」 恵里「うん。だから駅で待っててほしいな」 魂「了解!」 恵里「じゃあね!また明日」 と、手を振り、恵里は店を急ぎ足で出ていった。 魂も、すぐに食事を終わらせると、代金を払って 出ていく 駆「おい、あいつら帰ったぞ」 つぐみ「仕方ない。尾行は終わりね」 割と高めのハンバーグを食べながら、つぐみは残念そうな顔を浮かべる 尚、駆は無料の水道水をゴクゴク飲んでいる 駆「…やっぱこれじゃ、満たされないな…」 ~
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