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「───はっ!?」
目を見開き、勢いよく起き上がる。周囲を確認するが、おかしなものはなにもない。あるのは本棚、机、ゲーム……、どう見ても私の部屋だった。そして、私はベットにいた。
つまり……、アレは夢。あの有り得ないものはすべて夢なのだ。
そう理解した瞬間、一気に気が抜けた。
「……なんだ、夢なんだ。そっか、そうだよね」
枕元に置いてある時計を見ると、午前三時ちょうどだった。
「……はあ。まあいっか。ねよねよ」
そうして私は再び夢の中に飛び立った……
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