一筋の光

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「ねぇ、アルフレド。僕じゃ頼りない?もっと頼って」ロミオは目から涙をぼろぼろとこぼしながら言った。 「そうよ。私だってもう何でもできるんだから。それにお兄ちゃんが死ぬなんて…うそよ。神様はそんなことするはずないわ」ビアンカも言い切った。 「…。」 アルフレドは胸がいっぱいになり言葉が出ない。 今まで様子を見守っていたカセラ教授が口を開いた。 「アルフレドは直るかもしれない。」
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