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絶対にとはいえないが…と口を濁しながらも言った。
「「「ホント!!」」」三人の声が重なった。
「実は最近わたしの古い友人と会う機会があって話したんだが、いい薬が開発されたらしい」アルフレドにあうといいのだがと話した。
「でも僕は…。」
「お金の心配はしなくていい。子供は大人に甘えるものだよ。」
「カセラ教授…」
目にいっぱいの涙をためアルフレドは見つめた。
「君は今まで頑張りすぎたんだ。ゆっくりして休みなさい」
「でも親方にも相談しないと…」まだ契約を心配するアルフレド。
「それは僕たちに任せてよ!アルフレドに休みをくれるように頼んでくるからさ」ロミオは自分にできることを精一杯することに決めていたのだ。そして手助けできることが見つかり嬉しかった。
「私だって頼みに行くわ!」ビアンカも負けじと言い切った。
アルフレドはあまりの勢いにきょとんとしたが、すぐに優しい微笑みになった。
「ありがとう。みんな」
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