29人が本棚に入れています
本棚に追加
ロミオは仕事が終わった後いつもの秘密基地に集合するように仲間に声をかけた。
「どうしたんだよ。急に大事な話があるってさ」ダンテがへらりとした顔で尋ねた。
「もしかして、もう一回祝うのか?俺らのすごさにさ」
「そう、そう。なんたって俺らは出し抜いたんだからな」
「俺たちゃ英雄だぜ」
「ようし、二回目のお祝いに歌でも歌おう~」
みんな昨日のことが自信になり、誇りになっていた。顔からは嬉しさがあふれ頬が紅潮していた。まるで今終わったことのように感じていたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!