暗闇の中

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「どうして。お兄ちゃんが…ねぇどうして!」 「アルフレドは無理をして衰弱している。今はやすまそう。」カセラ教授は静かにさとした。 ビアンカは納得していなかったが今は以上聞いても教えてくれないことがわかり、アルフレドを見守ることにした。 ロミオもアルフレドが心配で堪らなくて明日の朝一番で帰ることにした。 暖炉の火の音だけがパチパチと響いている。誰も話すことができず長い長い夜を過ごした。
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