「料理」

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ボ「うちはほら、肉じゃがを作ることになると必ず隣の家のジジイが乱入してきて勝手に作っちゃう家だったから」 ツ「どんな家だよ!! てかどんな隣人だよ!!」 ボ「肉じゃがだけは譲れないんじゃあああ! って叫びながら作るもんだから手がブレブレで二度と同じ味のものが作れないっていう」 ツ「しょっぱかったり甘かったりしてマズイだろそれ!」 ボ「もう家族で諦めてましたね」 ツ「というか何で肉じゃが作るって教えちゃうんだよ! だから来るんだよ!」 ボ「いや、来てほしくなかったから『本日肉じゃがに付き、となりのジジイお断り』って張り紙してるんだけど、どこからか情報仕入れてきて来るんだよ」 ツ「それ!! その張り紙!! バカかよ!! 家族総出で!」 ボ「だからまあ、今では健康に気を使って栄養バランス考えたりするのも意外と楽しかったりするんですよ」 ツ「今ではって。まあ、我々もなんだかんだ言って体が資本だったりしますからね」 ボ「で、栄養その他に大事なのが食物繊維ね」 ツ「あー。なるほどね」 ボ「意識して食物繊維が豊富なもの食べるわけですよ。豆系だとか海藻だとか、意外に多いのがこんにゃくね」 ツ「まあ、こんにゃくゼリーとかもありますからね。ダイエットに、みたいな」 ボ「で、まーこういうもの多く食べてると、これがよく『出る』んですよ」 ツ「あー。まあ、汚い話ですけど、いいことですよ」 ボ「全身からミドリ色の液体が」 ツ「今すぐ摂取をやめて!」 ボ「食べ終わって数時間後にはもう体中ベットベトですよ」 ツ「うん、あの、もう二度と食べないで。海藻とか」 ボ「いや、悪いことばっかりじゃないんですよ?」 ツ「どう考えても悪いことしかねえよ! 全身から緑色の液体って!」 ボ「それを吹きかける事でいっつも店主に勝ってるんですから!」 ツ「店主との激闘に使うな!! もういいよ!」(オチ)
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