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琴美はアボガド君の事を一応、異性として見ていた。
だからずっとその恥ずかしい宣言を言えず、放尿を我慢していたのだ。
しかし、この部屋にトイレは設置されていなかった。
水周りは小さな洗面台だけ。
この部屋は従業員の休憩室や着替え、あとちょっとした雑務など、
多目的に使われるのだが、
場所が地下なだけに利便性が悪く居心地もあまり良くないので
今は殆ど使用されていなかった。
なのでイベント期間中のアボガド君に充てがわれたと言う訳だ。
トイレは、階段を上がってすぐのスーパー裏口にあたる場所にあった。
筆談でその旨を伝えると、場所を説明するために
簡単な見取り図を書いた。焦らす様に、じっくりと……
その間、渡辺はノートを殆ど見ていない。
その視線は、トイレをジッと我慢している琴美の妖艶な
蠢きに釘付けだった。
「 ………ねえ、まだ……… ? 」
タンタンっ と可愛い素足で足踏みし、さりげなく催促。
その生足を、足元から舐める様に視線を上げていくと、
白い太ももは内股でピタリと閉じ、時折こすり合わせていた。
一気に昂まる勃起。 植物の様に上に向かって反り返るのを
ピタリと張り付く緑の皮膚が抑え付ける。股間は異形となっていた。
琴美の目線がその変形を捉え、一瞬目を丸くさせた様に感じたので、
慌てて見取り図を書いたページを差し出した。
説明を受けた琴美は、硬い微笑みを作りながら
小走りにドアを開け、トイレへと駆けて行った………
勃起がバレた!?
パイプ椅子からガバッと立ちがり、素手でキツくなったペニスを
誘導し、勃起をサポートした。縦にくっきりと浮かび上がる緑の陰影。
その盛り上がりの先端は、ヘソのあたりにまで達した。
理性を狂わす背徳的な勃起。
脱ぎ捨てられた上着、靴下……そしてスカート
震える右手が、琴美の衣類を求め伸びる……甲の古傷が疼く。
- - 何をしている……やめろ…… 正気を保て……
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