失禁と絶頂

2/5
前へ
/24ページ
次へ
「 ごめんねっ コンビニいってくるっ! 」  そんな性欲の塊の脇を、 琴美は無防備にも強引にすり抜けようとした。 次の瞬間、万力のような力が琴美の腕を引っ張った…… か細い手首には、手錠さながらに渡辺のゴツゴツした素手が 食い込んでいた。琴美のカラダはあっという間に アボガド君の着ぐるみに飲み込まれてしまった。 迫りくる尿意に、意味不明の恐怖が紛れ込む。 何が起こったのか、性の欲望を知らない琴美には 全く理解できない。 もう、半パニック状態だ。声も出ない。 緑色の皮膚に、後ろからくるまれている。羽交い締めだ。 体操着に深いシワを作る太い両腕は、 大蛇のようにみっしりと巻きついていた。 背後から、動物みたいな息遣いが聞こえてくる…… 腕の中でもがく少女の柔らかな肉体……髪を振り乱すたびに漂う シャンプーの香りが、アボガドの隙間から入り込む…… 密着した股間が激しく擦られる。 「 ……う…… ううっ……  」 低い、成人男性の呻き声。 「 っ!? えっ !? 」  アボガド君が、突然得体の知れないモノに変身した……… 琴美の知らないモノが、 自分に『 何か 』を必死に求めて来る。 2匹の大蛇が緑色の皮膚を複雑に絡ませながら、 うねうねとカラダを這い回る。 まず一匹が、裾の隙間から素肌に侵入してきた……… 「 キャッ! ……えっ!? ……えっ!? 」 渡辺の左手が、背徳の蕾を貪る。 恐ろしくキメの細かい肌触り……暖かさ、柔らかさ、滑らかさ……… 脳内に禁断の信号が次々と雪崩れ込む。指先のセンサーが、 下着……キャミソールを感じ取ると、あろう事か その乳白色の布を掻き分けて、 発育中の膨らみに向かって這い上がってゆくではないか…… そして………  ---- - 渡辺の呼吸が止まる。 それは、30年以上生きてきた記憶に存在しない、未知の感触だった。 柔らかと言う表現ではとても追いつかない。 まるで、張りのある液体とでも言おうか……… 。 指を複雑に踊らせても、なんの抵抗もなくその通りに形を変え、 震えてまた元に戻る。例えようにもそんな人工的物質は 渡辺の知る限り、地球上に存在しなかった。 しかもそれは生きていた。 とくんっ…! とくんっ… ! と、琴美の激しい鼓動が伝わる。 ---- -- -俺は今、女の子のおっぱいを触っている !!!!
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加