失禁と絶頂

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奇跡の感触に溺れるアボガド君の指先が、 まだ小ぶりの乳房をすっかり覆ってしまうまで、 琴美は迫り来る尿意と突然のアボガド君の変貌による恐怖で 全く気づく余裕がなかったのだが、 指の腹で、乳首の先端をザラリと擦られている内に、 未知の感覚が芽生えている自分に気づき出した。 必死に抵抗するだけだったカラダに、戸惑いが紛れ込む。 キャミソールの中で、軟体動物の様に蠢く5本の指に 乳房をマッサージされている……それが何を意味しているのか。 その答えが……湧き上がる本能が、見え隠れする。 やがて乳首が硬く尖り、そこに神経が集中して来た。 この変化を、アボガド君に知られる事が恥ずかしかったし、 何より先ほどから感じてるヘンな気持ちが、 何かとても悪い事のように感じ、 両手で乳房からその手を剥ぎ取ろうとするのだが、それは 絶望的な力で張り付いたまま、更に興奮し、活発に蠢くのだった。 体操着の中でキャミソールはすっかり乱れ、 渡辺は初めての乳房に取り憑かれ、ピチピチ跳ねる琴美に合わせ 密着させた下半身を、腰を振り擦り続けていた。 指先に感じる乳首が、硬くなっている………… この少女は今、性に目覚めようとしている。 そして次の瞬間……… 「 ……… アッ 」 と、微かに空気が震えた。 渡辺の鼓膜を悦ばす吐息のような微かな響き…… それは、紛う事なき琴美の喘ぎ声だった。 出した本人も、思わず両手で口を塞いだ。 尿の毒素と、性の快楽が頭の中で混ざり合う。 乳房に張り付いた片割れを残し、もう一対の蛇が、 ヌメヌメと下腹部を通過し、その頭が ショートパンツに潜り潜り込もうとしている時も、 本気で抵抗していない自分に戸惑った。 正体不明の何かが、それを受け入れようとしているのだ。 どうしようもなく気持ちが昂ぶる…… アボガドさんはことみに何を求めているの!? で、ことみのカラダは、何を求めているの!?
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