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俯いてしまった顔。
長い前髪が垂れて顔を隠してるけど、泣きそうになってるのは明白。
……うん。
自分ばっかり話してないで、こうやって気を使ってくれる優しいところも好き。
「退屈じゃないよ?
もっと陽平くんの話、聞かせて?」
にっこりと笑顔で返すと、おずおずと陽平くんの顔が上がった。
「ほんとに?
僕の話、つまんなくない?」
「ううん。全然」
「よかった」
ぱっと、まるで花が咲いたみたいに陽平くんが笑う。
ああもう、可愛すぎだよ!
食べたいちゃくなるでしょ!
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