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「何言ってるんだよ。デザートなんだから女子ウケしないと意味がないだろ？」
「女子ウケって……こいつ、女子かよ？」
「社長、どういう意味ですか？」
ここは口を挟まずにはいられない。
「そうだよ、碧斗。それは小柳さんに失礼だろ？」
「そうですよね？」
小野田さんが味方になってくれるので、私も少し強気になる。
すると、碧斗が私を睨む。
「失礼って、お前、こいつもうすぐ三十路だぜ？」
「社長！」
私は思わず声をあげた。
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