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「やめてーー!!」
ふとそんな時、ハヤトが何と不良を振り払い、おいどんと番長の間に割り込んできた。
おいどんは一瞬目の前が夢であって欲しいと思った。
何とハヤトは番長のとどめの一撃をおいどんの代わりに受けたのだ。
ハヤトはドサリと倒れる。
おいどんは怒りで我を忘れ、番長を滅多打ちにした。
木刀も番長も血まみれになり、おいどんも番長から返り血を浴びた。
「くくく、俺は間も無くあの世に行くだろう、しかしこれで終わったと思うな!これから先ずっとお前を呪ってやる!死ぬまでな!!」
番長はそう言い残してあの世に行った。
そうか、おいどんがこの先低迷しだしたのは番長がおいどんを呪い続けているからか。
おいどんは後になって悟った。
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