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高校二年の博は警察官の兄の幸也と二人兄弟仲は良い方だが、いつも幸也が博をこき使っている中だった。
そんな平凡な日々を送っていた博だが、ある日学校の帰りに黒縁の眼鏡を拾ったのだ。
博の目は良い方で眼鏡をかける必要がない、博は拾った眼鏡を見て好奇心がわいた。
そしてその黒ぶち眼鏡をかけてみた。
何のこともない普通の眼鏡だった。
それも度の入っていない伊達眼鏡だ。
これはきっと安いだろうから、届けなくてもいいだろうと博は思い眼鏡をそのまま持ち帰ることにした。
博はウィンドウに映った眼鏡をかけている自分を見た。
なかなか似合っていると思いそのままかけていることにした。
博が街中を歩いていると前から美しい女性が歩いてくるのが見えた。
だがいつもと違う見え方に博は赤面しドキドキと心臓が早くなるのを感じた。
(おいおいこれは、この眼鏡は、誰がこんな眼鏡を造ったんだ)と驚く博。
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