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☆☆………そっと背中を
2018年三が日最終日
朝から勝手口を開けて空を見てみた
小雨が………落ちてきた
冷たい寒風が頬を打つ
“初詣に行こうかなぁ……でも雨降るかなぁ”
そんな、私の声は空に届いたようだ
お天道様が頑張りだした
又、勝手口を開けて空を見てみた
青空にお天道様
お天道様に背中を押されて
電車に乗ってみた
ふと視線を上げた……車窓から見えたのは
遠慮がちな雪の舞い
“いってらっしゃい”と、手を降るように
ひらひらと舞っていた
久々の独りでの、ほんの少しの電車の遠出
寒い背中にお天道様が陽差しを降りそそいでくれた
人混みを流れるようにゆっくり進む
人の波にのまれるように参道を歩く
人に導かれるように本堂に辿り着いた
流されぬように踏みとどまって
しっかりと踏みとどまって
頭を下げる
参道を戻る時
少し背筋が伸びて
少し足取りが軽くなる
だって………
最後にそっと背中を押してくれたもの
“大丈夫大丈夫、信じて1年歩いてきなさい”
そう言って、このこをくれたもの(*^-^*)
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