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電車をおり
1歩、 1歩 、 改札へ足を運ぶ。
駅を出て左に曲がり、
桜の並木道を通り、
時計台を横目に噴水のある公園を通り過ぎ、
横断歩道をわたる。
そして、まっすぐ進む。
まるでドラマに出てきそうな風景たち
私の心も興奮するのをやめなかった
遂に、ついた。
〝 私立 櫻咲凜高等学校 〟
私の憧れた高校。
あたりを見れば同じ制服を着た生徒達が
ぞろぞろ正門をくぐる。
ニヤケが止まらなくなっていた。
その生徒に続いて私も正門をくぐる。
深呼吸してみると、
周りがキラキラしていて
嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
今日からここが私の学校。
そう思うとドキドキが鳴り止まなくなる。
部活はなにはいろう?
クラスはどんな人がいるんだろ?
てか、まず友達できっかな?
いろんな、ワクワク。
不安なんて一切なかった
階段も一つ一つ丁寧に登っていく。
2階…… 3階……
心臓の音が体中に浸透していく。
そして、 1ーC
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