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第1章 思えばあの時・・・
今年もまたクリスマスも大みそかもお正月もなしか・・・
なんかしばらく休みもとっていないなからな~
「おーい向井ー! 手が空いてるなら こっち手伝えよー!」と
板垣主任のお誘い。
「わかりましたー!」
僕はたった今、片付け終わったビデオデッキの山積みを背に、倉庫から出て売り場に向かった。
世間は冬のボーナス真っ只中!!レジは切れることもなくフル稼働、担当者もフル稼働していた。
店のオープン時間からすでに8時間。
休憩も食事も取れずに閉店まで続くのだ・・・
あと4時間・・・
さすがに疲れたな~
・・・
・・・
あの時
もう少し考えていればな~
あの時・・・
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