警告者の音
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心の中に大きな警告音が鳴り響く。 私は今日も盛大に鳴り響く警告音を聞いてすぐさま音量を消音に切り替える。 外に音が漏れてなかったかとビクビクしながら周囲を見渡し、誰も気づいていないことに安堵する。 私はスピーカーが壊れそうなほど震えるのを見ながら音のない空間で一人耳を澄ませる。 この音のない世界に酔いしれる。 この一人で過ごす世界に酔いしれる。 私は満足げに頷き、小さく膝を抱えて座り込む。
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