第1章

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そんな世界を表したくてキャンバスに向かうが、思うようにいかない。 部屋にはショパンのピアノ曲が静かに静かに流れている。 まるで暴力のように甘いココアを一口飲んで、メガネを外した。 たちまち、世界は描きたい色に満ちる。 この色を脳内に留めているはずなのに、現実の色に向き合うと表現出来ないのが悔しい。
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