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大好きだった私のゆう…。
?あれっ?なんで貴方はあかねちゃんと?
?なんで私の横に太一くんが?
なんで?なんで?私の横にいた貴方が消えていく?いつも私の横にいてくれた…。のは太一くん。
そう、私の旦那様は太一くん。まだ貴方には会えないよね。
でも、大親友だった茜ちゃんに会えるかな。そして、もう1人の大親友で私の大切な初恋の人にも…。
この部屋なら鏡は…。うっすらとある記憶の引き出しから部屋の間取りを取り出す。
鏡に映った自分をみて、唖然となった。
目の前に写し出された姿は幼い少女。小学生高学年くらいの私が立っていたのだ。
慌ててカレンダーを見る。
20XX年7月○日。
私が三重に引っ越した日だ…。
えっ?過去に戻ってる?あのおまじないは本当だったの?
時計を見る。朝の6時。
そうだっけ、私は夜眠れないんだった。今朝見たあの悪夢で。
喉乾いたな。汗をかきすぎた。
ダイニングに向かう。冷蔵庫にミネラルウォーターがあったはず。
部屋をでると…。
「お早う御座います。お嬢様。」
ドアの外に執事の高山さんが立っていたのだ。
そうだ、私が眠れないから、毎朝6時に、ドアの外に来てくれる。朝方眠りにつく私を心配に来てくれるのだ。
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