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2人でワインを飲んで、少し気持ちよくほろ酔い気分になった時、舞からプレゼントがあると言われた。
僕は、このプレゼントのラッピングにも見覚えがあった。
そう、これも以前僕が自宅のベットで寝ようとしたときに、メガネに映し出された映像で見たプレゼントだった。
「開けてみて!」
舞が僕に嬉しそうに言うので、僕は実はプレゼントの中身を知っているとは、口が裂けても言えなかった。
でも僕は嬉しくてラッピングを開くと、そこには細い銀縁で薄茶色のレンズのメガネが入っていた。
「ひろに似合うと思って買ってみたんだけど…」
さっそく僕は、
「ありがとう!
嬉しいよ!」
と言いながら、黒縁のメガネを外して舞の瞳を見つめながら、銀縁のメガネをかけてみた。
このメガネは、とても軽くて、視界も良好だった。
「これ、軽くていいねぇ!」
僕は嬉しくて、笑顔で答えると舞が、
「ひろ、似合ってるよ!」
と言ってくれた。
「ホント!
ありがとう!
これからは、このメガネをかけるようにするよ!」
舞と僕は、楽しい話で盛り上がり、僕にとっては思い出に残る誕生日会になった。
この日、以前僕が自宅のベットで寝ようとしたときにメガネに映し出された映像は、本当の出来事だったらしいということも判明し、僕の新たな不思議な能力を知ることになった。
また、舞が僕の誕生日会のために、いろいろと準備してくれたこともわかって、僕は舞に心から感謝した。
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