彼らは今、いずこ?

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両足首をやられ、ゆっくりと崩れ落ちてくるシロクマ擬きの巨体。 前側に回りこみ、シロクマの体を駆け上がる。 倒れこみながらも上がる両腕。肩の付け根に辿り着く俺とコオーク。 コオークが黄色く光る。 俺の視界も蒼く光る。 漏れでる魔力が色を帯びて輝いているのだ。 「コオーク流奥義っ!! 絶っ!!天狼抜刀がりんとぉぉぉっ!!」 「んんんたぁぁましいのぉぉぉっ!! スピニングバーニングパァンチ!!」 どごぉぉぉん!! コオークのなんか錐揉み回転かけた特大カリントー?カリントーってなんだ?カリントードリルと、 俺のスーパーかっこいい燃え盛る巨人拳とが、同時にシロクマの両腕をえぐり飛ばす。 「くっそぉぉっ!! 頭落とした方が勝ちだかんねっ!!」 「だからっ!目玉なんざいらねえんだよぉっ!!」 叫びあう俺らにかかる巨大な影。 なにっ!?上空っ!? 見上げた先にはもうひとつの太陽。 太陽と見紛うような炎を纏った銀色の玉。 その下には不敵に笑うコニーと、シアン。 「ゴブゴブゴブゴブゴブギガントファイヤー!!」 「いっけえっ!!たまたまぁぁぁっ!!」 その銀炎玉が落とされてくる。 「ちょっ!女の子がそんなこと言っちゃいけませっ・・・ て、あれ? これ・・・ 俺達巻き込まれねぇぇぇっ!?」 隣を見るとなにやら悟ったような表情のコオーク。 「・・・おじさん。 よくあることさ。」 コオークが諦めたように笑った。 「ちょおおおおおおおおおおっ!!」 ちゅどーーーーーーーーーーーん。
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