6人が本棚に入れています
本棚に追加
池田の話をする前に
私(作者)の話をしておこう
これは私が大学4年の時から始まる物語である
私の通う大学はこれといって有名でもなく
私でも入れる大学だ
何故私でも入れる大学かといえば
私は頭が良いとはいえなかった
よくある話だが、私の高校は工業高校だった。
そして今は国文学科で過ごしている
この矛盾
将来は自動車関係の仕事にも
つくのだろうと思って
工業高校の機械科にはいった。
マシンでも作るのだろうと思っていたが
実際は鉄を溶かしてハンマーで叩いて形を作る
という原始的な事を行っていた。
鍛造というらしい
溶かした鉄を鋳型に流して
万力を作ったり、これは鋳造というらしいが
機械科は私が思っている機械ではなく
よくわからない科だった。
これが当たり前なのだろうが
成績は38人中35番あたり
最初はクラスに40人いたが
2人は気付いたら居なくなっていた。
大学くらいは出ておいたほうがいいという
アドバイスを受け
私でも入れる大学を探した
私に何が出来る?
そうだ私は百人一首を全て覚えている!
高校の時に友達がバイクに乗って通勤していた
夏休みにその友達のバイクを借りて
2人乗りで走っていたら
最初のコメントを投稿しよう!