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「おみゃーらいいどきょーしちょうにょう
ちっときいや」
土木科の先生だった。
俺とは面識がなかったし
何言ってるかよくわからないような
喋り方だったので
無視して帰った。
学校の寮で暮らしていた俺は
その日の出来事をみんなと話していた
そこで俺の後ろに乗っていた後輩が一言
「あれ俺の担任です」
おい・・
早く言えよ・・・
そんなこんなで翌日より謹慎処分
謹慎者には謹慎期間中
全教科の先生より課題を出され
それを全てこなさなければ復帰出来なかった
国語の先生より与えられた課題は
百人一首を全て覚える事
体育の先生は腕立て100回だけだったのに
だから俺は百人一首を全て覚えているのだ
日本語なら出来る!!
だから国文学科に決めたのだ!
でも駐車場は敷地内だから違反には
ならないんじゃないか
ここまでの話を見たら
私は不良の部類に見えるかもしれない
ですが工業高校はそんなもんです。
ではあなたの考え方が180度変わる言葉を
発したいと思います。
私は卓球部です
しかもかなりの実力者
中学2年の頃には
高校から推薦がきていた
だから勉強はやめた
大学もスポーツ推薦なのか
よくわからないが
高校も大学も面接だけで受かった。
受験勉強はした事がなかった
大学の卓球部は強くなかったというより
最弱だった
私の高校は県でもトップレベル
その中でも私は高校1年からレギュラーだった
だから大学に入学した時は
有名人だった
当時の大学の卓球部は弱小だが
人望と人脈を持つ先輩が多く
話題が広まっていたのだ
結果として1部から5部まである大学リーグで
5部の最下位だった我が卓球部を2部と1部の入替戦まで
持っていく事が出来た私は
伝説として語り継がれているはずである。
私の話が止まらなくなってしまいました。
改めていっておきます
この物語の主人公は池田です。
私は池田ではありません。
池田と出会うのは
私が大学に入学しそれから3年後の事である
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