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―3ヶ月と3日が経過した放課後―
『きゃーっ!!』
廊下に響き渡る悲鳴。
『どうした!?』
教室から飛び出てくる沢山の先生やら生徒。
ほんの一秒足らずで騒然となる廊下。
私の背後で泣き崩れる被害者兼私の親友。
「井上…?」
私を見て、絶句し、固まる加害者と、
本郷。
「井上…?大丈夫か?」
「いや、別に…
たかがカッターナイフの傷だから…
慣れてるし…」
「え…?」
「それより可哀想なのは、一颯で イブキ
しょ…」
井上の手首から出た血が徐々に廊下を赤く染める。
井上は加害者である陣内という男に語りかける。
「一颯から話は聞いてる。
全てを知ってる訳じゃ無いけど。
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