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「しかし、今日は寒ぃな~」
「瑛利華暖めてよ。」
「は?普通逆だろ?」
「良いから。後ろから来て。」
「…ん?あ?」
「Happy Merry Christmas!」
「お、オッス…」
「いっつも強がってる奴が照れてっと可愛いわ。」
「るせえ…
てか、どっかのジュエリー屋のCMパクってんじゃねえよ…
美人な金髪のお姉さんが、美人な彼氏に後ろから抱き付いたら彼氏のポッケからジュエリーの箱出てきました!わお!ビックリ!って奴だろ?
ああいうのは美男美女がやるから良いんだろうが…」
「良いんじゃん、別に、俺らがやったって…」
「美女が足んねえよ、美女が。」
「ありがと、俺の事イケメンて言ってくれて。」
「…」
「それに、そこで買ったんだもん。」
「え!?お前、私ごときにかける金がそんなにあんなら、参考書の一つや二つ買えよ。」
「ごめん…
やっぱ馬鹿は嫌い?」
「基本、好きではない。」
「基本、でしょ?」
「は?」
「まだ俺がお前をホレさせる余地はあるって事だよね?」
「頑張って。」
「ねえ…」
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