第1章

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「まぁ、アナタが言い出した事なので、約束通りに」 はっ? ナニを言ってるの。 勝手に話を進めてしまうの? 「センパイ?」 「なによ?」 「まさか、意識が無かったとか言いませんよね?」 「……」 アノ後、特有の気怠さが身体に残っている。 汗をかいた肌、股に残る違和感。 どー考えても、イタシテしまった。 「ボクは有言実行をモットーにしてます」 「あ、でもさ……」 「ひきませんよ?約束通り結婚してもらいます」 「け、け、結婚!?」 「はい。昨日そう言う約束でアナタを抱きましたから」 あぁ、そんなぁ。 目の前が暗くなる。
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