未定

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…それはさて置き。 なんかちょっとズレて来てるので本題に戻そう。 「…そういえば、あの変な特殊部隊はこの二人を除いて駆除したから」 「…あ、ありがとうございます!」 俺が思い出した振りをして本題を告げるとお姉さんも思い出したように胸から手を離し、お礼を言い頭を下げる。 「いやいや、まあ仕事だから」 「?…あれ?見たところこっちは男性のような…」 お姉さんは俺の言葉に不思議そうに首を傾げたが男を見てボソッと呟いた。 「ああ、ソイツは将来性があるから生かしておいた…だから殺さないでね」 「将来性…?」 「ん~…なんて言えば良いのかな…とりあえずコイツは必要になる」 ソレがお姉さんに取って良い事になるのか悪い事になるのかは分からないが… ってのは言わないけどさ。 …だって世界的なバランスの為に必要になるんだから、残念な事にお姉さんの都合の良し悪しは関係無いんだよね。
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