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「…あ、あと別の特殊部隊の件だけど…」
「…そういえば二つの国から攻められてるんだっけ?」
お姉さんの再び思い出したような言葉に俺もすっかり忘れてた事を思い出す。
「うん、あっちの方はもう直ぐ片が付くみたい」
「へー…って事は部隊でも派遣したの?…っ…!?」
お姉さんの報告に何気なく返すと俺のスーパーな直勘が反応する。
なんだこの気配は…!?ありえねぇ、常人のオーラじゃ…もしかして…円卓の騎士か…?
…いや、だとしたらなぜ?何故こんなところに…?
「?村さんどうしたの?」
バッと後ろを振り向いた俺にお姉さんが不思議そうに問いかけた。
「…いや、なんかヤバイ奴が来るな…って」
「え?うそ…もうそんな時間?」
俺の返答にお姉さんは慌てて腕時計を見る。
…あれ?さっき会った時、腕時計なんてしてたっけ?
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