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「お願いします!私、強くなるためならなんでもします!」
「…なんでも…?」
なんでもって…ムフフな事とかウフフな事とかキャハハな事とかアハハな事とか?
「はい!程人さんが望むなら性奴隷にだって性玩具にだってなります!」
俺の邪ないやらしい考えが見抜かれたのかクレインの口からはおおよそ出てこなさげな単語が飛び出してくる。
「いやいやいや!ちょっと待て、言ってる意味分かってんの?」
一応本気で思っていたワケじゃないので俺は否定しつつ問う。
「……はい!」
ちょっと不思議そうに考えるような顔をして間が空いたあとに元気に返事した。
…あー、コレ…分かってねぇんだろうなー…エルーかリザリーかマキナか…
とりあえずそいつらの会話だか独り言だかから拾った言葉をとりあえず使ってみたって感じだろうよ。
「…ホントに?」
「…ぅ…ホントです!」
俺が確認を取るとクレインは少し目を泳がせた後に強調する。
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