一人、空を泳いで。
2/2
読書設定
目次
前へ
/
1039ページ
次へ
常夏の国とはいえ、高層ビルの屋上は風が吹き抜ける。 震えつつ、プールに滑り込む。 日本で見るよりもう一段階濃く、しかし澄んだ空の青。柔らかく透けるような雲の白。 これだ、これが見たかったのだ。貴方と一緒に。 一人漂う体はひんやりした水に浸されながら、胸の痛みだけが鋭く浮かび上がってくる。
/
1039ページ
最初のコメントを投稿しよう!
10人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
214(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!