プロローグ

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「――君のことが、好きだ。絶対に幸せにする。付き合ってくれ」 夕陽が教室を紅に染める。 そんな放課後の教室で、俺は告白された。 男っぽい口調のその女子は、成績優秀、スタイル抜群、容姿端麗と3拍子揃った生徒会長で―― 校外では冷血無比と名高い暴走族のリーダーだった。 これは、至って普通の、酸っぱさが抜けて甘いだけの青春ラブコメディのプロローグ。
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