第1章

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『荷物』と言っても、漢字が書いてある球体。喜は黄色、怒は黒、哀は青、楽は赤。どこからかわからないが土管のようなものから、ドンドン・・・ドンドン温泉の源泉のように沸き出る。 沸き上がったそれぞれのかごに入れていく。それも素早く確実にね。 手頃な重さで、ヒョイヒョイと投げ入れてだけのアルバイト。僕は難なくこのアルバイトをこなしていく。 誰でも出来る簡単なアルバイト。しかし困った事がある【?】と書いてる球体が時よりあるのだ。 内線で工場長に聞いたところ、「それは好きな所に入れても構わないよ☆お前の働きには星が0だよ☆評価に価はしないからね☆」と余計な言葉を付けだし切れた。
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