白波の魔女の章

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能美は美幸の前まで歩み寄ると、 そっと肩に手を置き、優しく語りかけた。 「無理はするな、待ってるから必ずこの艦に帰ってくるんだぞ」 「は、はい…」 能美大佐の激励を受ける美幸の頬に赤味が差しているのは、 彼女に男性の耐性が無いだけなのか… それとも違う理由があるのかは解らない。 ストライカーユニットのハードポイントに三番通常爆弾二型が取り付けられる。 炸薬量15キロ、 総重量約30キロの汎用爆弾。 これを左右のユニットに一発づつ装備。 更に九九式一号20ミリ機銃が用意された。
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