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遊んでいる訳じゃないと訂正する間もなく、紫音さんが両手を広げ、梨花を呼んだ。
「わぁい!」
梨花が思いっきりジャンプして、ベッドへと飛び乗って来る。
ダブルベッドは、4人も乗せ、ぎゅうぎゅうだ。
その間も、俺をくすぐる手は止まらない。
人生とは、時に辛く、苦しく、嫌になってしまう事もあるけど、ゆっくり落ち着いて目を開ければ、まだまだ捨てたものじゃないと思わせてくれる。
前よりよく笑うようになった紫音さんと、相変わらず紫音さん大好きな銀華と、小さいながらもムードメーカーとして欠かせない存在になった梨花。
父さん、母さん、龍斗。
俺は、この新しい家族と、今日も元気に生きています。
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